アロマをはじめとした自然なものを使ったおうちケアのヒントなど、薫る人が日々サロンでケアをする中で、お伝えしたいことなどを綴っています。

「心と体はつながっているんですよね。だからアロマトリートメントなんです」

心と体はひとつだと感じています。

自分自身の経験から。
そしてお客さまの様子からも。


肉体的なことと、精神的なことを離して考えない。
別々に考えてしまうと、自分の奥底からの訴えを聞き逃すことになる。

自分の心がどんな気持ちでいるのかは主観でしか捉えていません。

いやだなー って思う
だから、イヤだなーと心が感じていることを自分にわからせるために
肉体で表現していると考えています。

心が曇り続けたり、嵐のように吹き荒れ続けると
なんとなく体がしんどくて、動きが鈍くなりませんか?
いつもだったらお掃除は苦じゃないのに・・・
ご飯作りは好きなのに・・・
でけん

体の弱い部分が再燃する時、心に何か引っかかる事があったりします。
例えば、特に何かしたわけじゃないのに古傷がしくしく痛むとか。
落ち着いていた咳喘息が出そうになるとか。

体を使って、心が疲れていると知らせてくれているのです。

陰陽五行説では臓器と感情の関係性を唱えています。

肝は怒り
腎は恐れ
肺は悲しみ

などというように臓器(体)と感情(心)をつなげて考えることからも、心と体はセットだとわかります。

「心」 と 「体」 というもので、人間という物体が存在しているでしょ。
気持ちが上がるとよく動けるのも経験している・・・なのに
なぜか、心と体は別々に存在しているように頭にインプットしている。

心が疲れている時は体も疲れているのです。

だから両方を一緒にいたわる。

精油は心と体の両方に、ある時はパワフルにある時は優しく
使う人に合わせて力を注いでくれる。
だから精油を使うアロマトリートメントを薫る人は変わることなく続けています。

先日のお客さまが
「心と体はつながっているんですよね。だから話を聴いてもらって、施術をしてもらう薫る人のアロマトリートメントなんです」と。
4年?5年?くらいのお付き合いになる方です。
ご自分の心身を丁寧に扱われるのは今も変わりなくて。
お話からも、施術していても感じます。

心も体も調子が良くないといけない。

ではなく

調子は揺れるもの。崩れるもの。

だからちゃんと自分の気持ちや体からのサインをキャッチして
揺れ幅を小さくしたり、大きく崩れないように
小まめにいたわる。
このお客さまのようにありたいと思うこの数日です。

心と体はひとつであり、そこに魂(スピリット)が大きく関わっていることも
頭の隅においてもらえたらいいなぁとも思っています。

*ゆっくりたっぷり心と体の深い部分を整える 200分